ソフトウェアキーボードとは?

ソフトウェアキーボードは、ウェブブラウザー上に表示されたキーをマウスでクリックすることでIDやパスワードなどを入力できる機能で、通常のキーボードからの入力情報を盗み取るタイプのスパイウェアへの対策として有効です。

ソフトウェアキーボードによる文字の入力方法

ソフトウェアキーボードは、ID、パスワード、クレジットカードの番号などの重要な情報をフォームに入力する際に使用できます。
フォームの横にあるアイコンをクリックしてソフトウェアキーボードを表示し、各種キーをクリックすると、通常のキーボードを使用することなく文字をフォームに入力できます。
入力が完了したら、ソフトウェアキーボードを閉じてください。

英字(大文字)を入力します。

英字(小文字)を入力します。

数字を入力します。

記号を入力します。

最後に入力した1文字を削除します。

入力したすべての文字を消去します。

ソフトウェアキーボードを閉じます。

ソフトウェアキーボード利用上の注意

ソフトウェアキーボードの表示中は、通常のキーボードによる入力を受け付けません。
通常のキーボードを使用したい場合は、ソフトウェアキーボードを閉じてください。
ソフトウェアキーボードは、安全を保障するものではありません。
画面上での操作をすべて記録するタイプのスパイウェアに感染している場合などには、
ソフトウェアキーボードを使用しても入力情報を盗まれる危険性があります。

スパイウェアとは?

スパイウェアとは、利用者の知らないうちにコンピューターに侵入し、内部に存在する情報、あるいはコンピューターに対する操作の情報(ID・パスワードの入力履歴など)を盗み出すプログラムの総称です。
スパイウェアが仕込まれたウェブページを閲覧したり、メールの添付ファイルを開いたり、開発元・配布元が不明なソフトウェアなどインストールしたりすることにより、コンピューターに侵入することがあるため注意が必要です。
スパイウェアには、キーボードからの入力情報を盗み取るキーロガータイプや、操作画面を画像ファイルとして記録して外部に送信する画面保存タイプなど、さまざまな種類が存在します。